diario
調布音楽祭 バッハ・コレギウム・ジャパン 6月27日
梅雨晴れの日曜日、調布音楽祭の最終演目
バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)の演奏会へ行きました。
いつものように演奏が素晴らしいのは言わずもがな。
穏やかでありつつ熱い鈴木さん(父)の指揮と
その指揮を誰よりも見つめて演奏する優人さん(息子)は
深い信頼で繋がった素晴らしい親子関係に感じました。
父を見つめる息子の眼差しが強く印象に残っています。
お父さんの鈴木さんが演奏に使われたチェンバロ。
アムステルダムの文字が見えます。
鍵盤の右側が少し高くなって、斜めです。
わざとかな?楽器が古いのかな?
弾き難くないのでしょうか。
息子の優人さんが演奏しておられたチェンバロはシノワズリ。
どちらも黒に金で装飾された美しい楽器でした。
ヘンデル「水上の音楽」と言うと思い出すのは
小学校低学年の頃に買ってもらったLPレコードです。
両親とレコード店に行って、誕生日プレゼントとして
何か1枚買ってもらう約束だったのですが、
この「水上の音楽」と「うる星やつら」のサントラで
迷いに迷った挙句、誕生日とクリスマスということで
2枚買ってもらったのでした。
これが最初の「自分のレコード」でした。
このLPは今も家のどこかにあるはずですが
指揮者も演奏者も誰だったのかもはや遠い彼方。
「水上の音楽」は幼い頃の思い出に繋がっていて
華やかな音楽を聴きながらもしみじみとした気分でした。