diario
金継ぎ練習 作業1 6月02日
「帆立貝のタベルナーコロ」額縁の受注は5月末で終了いたしました。
ご注文いただき、ありがとうございました。
お届けまでもうしばらくお時間をいただきますが
どうぞよろしくお願い申し上げます。
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平和島の全国古民具骨董まつりで
「金継ぎ練習用」として買った割れ皿で自習中です。
机には紙を敷いて、手袋に腕カバー装備していざ開始。
まずは欠けた割れ口をヤスリで整えます。
小麦粉と米糊と生漆を練って作った接着剤、麦漆を
竹の付篦(つけべら)で薄く均一に伸ばして接着。
セロテープで補強し、乾くまで1週間待ちましょう。
前回、ちがうお皿の作業時、まぁいいか、なんて
セロテープでの補強をはしょったら
(補強するよう先生も仰ったし本にも書いてあるのに!)
翌週見事にズレて接着されていたのでした。
同じ失敗は繰り返したくありません…。
漆風呂代わりのダンボール箱の内側を
霧吹きでたっぷり湿らせておきます。
1週間後、きちんと接着されていますように。
漆は実際の作業時間より乾くまでの待ち時間の方がはるかに長く、
待つのが苦手なわたしの良い修行になっています。