diario
金継ぎ練習 5月12日
最近、わたしは金継ぎ(金繕い)を習い始めましたら
以前よりも繕ってある物に目がいくようになりました。
いつも楽しみに出かける平和島の全国古民具骨董まつりでも
様々な器が繕われており、眺めるだけでも楽しいのです。
そんな中、籠に入れて売られている物を見てビックリ。
割れたり欠けたお皿がガラガラとあって
「金継練習用」と書いてありました。
ふうむ、なかなか商売上手ですな。
…と、つい一枚買ったのでした。
欠けたお皿と欠片のセットです。
このお皿も割れる前の販売価格1/7程度のお値段だとか。
それもそのはず、でしょうか?
欠片を組んでみても大きな一片が足りません。
木片で再現しなければなりません。
幸いにもKANESEIでは木片には事欠きませんけれど、
なにせ薄いお皿なので木片も薄く上手に作らねば。
以前なら売り物にもならず廃棄されたかもしれないけれど
金継流行りで生き延びられる物たち。
蘇って我が家の食卓で活躍してほしいのです。