diario
Atelier LAPIS(アトリエ ラピス)の様子から 2016年4月 №3 4月28日
この春、Atelier LAPIS は完成ラッシュを迎えています。
MUさんは遠くから新幹線に乗って月に1度来て下さる生徒さん。
MUさんも額縁店に勤務経験をお持ちで、木工もプロ並みです。
今回はご自身の作品に合わせて盛り上げ装飾の額縁です。
木地にボローニャ石膏を塗り磨き、垂らし描きの要領で
筆を使ってボローニャ石膏で模様を入れます。
盛上げた部分を削って形を整え、足りない部分には更に盛上げ。
焦らず丁寧な仕事が続けられます。
そしてアクリル絵具でクリーム色に塗ったら
ワックスを使って汚しを入れましょう。
塗っては磨き、凹凸を美しく表現します。
麻布を貼ったライナー(市販)を入れて完成です。
象牙のような肌合い、柔らかな印象の優しい額縁が完成しました。
日本の家庭に飾っても違和感なく合う額縁です。
MUさん、ステキな額縁を完成させてくださって
ありがとうございました!