diario
春、青い花のお話 4月14日
昨年春のおわりに水栽培を終えて庭に植えた
ヒヤシンスのヒヤ子の、その後のお話です。
3月5日、葉が大きくなって花芽が見え始めました。
葉は昨年の水栽培よりずっと力強く色も濃い。
地植えにしたからでしょうか。
3月10日、さらに茎が伸びてつぼみが出ました。
つぼみはいくつあるでしょうか。
裏側にあるのも合わせて、どうやら7つです。
昨年の第2花は8つでした。
ひとつ減りました。
3月16日、下のつぼみから咲き始めましたよ。
もちろん色は昨年同様、紫がかった青。
デルフトブルーです。
3月19日、雨上りの満開、ブロマイド写真。
「水も滴るいいオンナ」ヒヤ子さんです。
3月21日、夕日のたそがれヒヤ子。
すみません、親バカです。
花の数が少なくてヒヤシンスらしくありません・・・
でも可憐さは増しています。
3月21日、茎が伸び、花の色が褪せてきました。
地植えだと雨風にさらされるのでしかたありません。
3月31日、さらに茎が伸びて、ニョロリと倒れはじめました。
思えば昨年も茎が伸びすぎて花を支えきれなかったヒヤ子でした。
あざやかだった青が水色になりました。
ヒヨドリが遊びに来ています。
ヒヨドリ「ヒヤ子さんヒヤ子さん、どうしてあなたは斜めなの?」
ヒヤ子 「それはね、わたしがわたしだからよ。」
ヒヨドリ「ヒヤ子さんヒヤ子さん、どうして花が7つなの?」
ヒヤ子 「それはね、わたしが精いっぱいがんばっているからよ。」
茎の根元をみても、どうやら今年は第2花は無い様子。
もうそろそろ花も終わり、早めに摘み取ってやったほうが良さそうです。
昨年の水栽培で命の限り花を咲かせてくれたヒヤ子、
本来ならもう力尽きていたかもしれないのに
ことしも頑張って花を見せてくれたのでした。
健気なヒヤ子、ありがとう。