diario
「ファッション史の愉しみ―石山彰ブック・コレクションより―」展 4月08日
桜が満開の日曜日、世田谷美術館で開催中の
「ファッション史の愉しみ―石山彰ブック・コレクションより―」に
行きました。
隣の砧公園からは賑やかな声が聞こえ、花を楽しむ人たちで大賑わい。
美術館も女性メインのお客さんで程よい込み具合でした。
ロココ辺りからアール・ヌーボーの頃までをメインに
女性の服装の変化を追った内容で、版画と実物のドレスの展示でした。
映画や小説、絵画で見ていたままのドレスの実物を観ては
「これはモーツァルト」「こっちはプライドと偏見」
「若草物語のメグそっくり!」「アシュレーとメラニーみたい」
「ホームズの『あの人』が着ていそう」などと
ひとつひとつがとても楽しいのでした。
そして18世紀のドレスの小さいこと。150センチ前後?意外でした。
時代が下るにしたがってサイズも大きくなっていました。
帰り際、楽しみにしていたカタログが売り切れと知って
がっかり・・・。
西洋服飾史研究家の石山彰氏のコレクションの展覧会でしたが、
石山氏の著書一覧を見ていたら、わたしも実は何冊か持っていたことに
今さらながら気づいたのでした。
カタログを入手し損ねたがっかり感が薄れました。
もう一度ゆっくり改めて、石山さんの本を読み返してみようと思います。
世田谷美術館
「ファッション史の愉しみ―石山彰ブック・コレクションより―」