diario
Atelier LAPIS(アトリエ ラピス)の様子から 2016年4月 №1 4月04日
2016年も4月がはじまりました。
なんて早いのでしょう・・・。いやはや。
近所の川沿いにある桜は毎年見事に咲いており
買い物ついでに必ず立ち寄る花見散歩道です。
そして、今年もLAPISアトリエ前の桜は美しく咲いています。
寿命だったのか昨年秋に1本減ってしまいましたが、
残りの木が補うように、いつもに増して美しく咲いてくれていて
いじらしく思えてしまいます。
さて、こちら月曜コースの生徒さん方の制作意欲はいつも通り。
IWさんの額縁も、はやくも4点目が完成しました。
1月に製作開始した額縁で、初の彫刻に挑戦。
シャープな線を表現します。
デザインを決めて木地に下描きをします。
彫刻刀、またカッターナイフも使って彫りました。
今回はボローニャ石膏は使わず、
トノコで整えたあとアクリル絵具で着色しました。
淡い色を何色も使って複雑な色味を作ってあります。
金も箔ではなく油性塗料で。
磨り出しをして、金に趣を出しました。
そしてワックスで仕上げです。
丁寧に彫った彫刻の凹凸が強調されて
より立体感が感じられるようになりました。
フォークロアな雰囲気もある、力強い個性的な額縁が完成です。
IWさん、彫刻初挑戦ながら完成度のある額縁を作って下さり
ありがとうございました。
IWさんの次作は引き続き彫刻額縁の予定です!