diario
Atelier LAPIS(アトリエ ラピス)の様子から 2016年3月 №2 3月21日
市が尾にある古典技法アトリエ Atelier LAPIS の生徒さんは
ご入会後もずっと長く続けて下さる方が多く
講師のわたしも大変うれしいと同時に
楽しく制作しておられる生徒さん方の熱意に励まされ、
古典技法の魅力を再確認しております。
先日、Iさんの額縁が完成しました。
Iさんももう何年続けて下さっているか・・・。
ご自身で作られたモザイクを納める額縁です。
モザイクのモチーフである8角形の星を額縁にも入れました。
ボローニャ石膏地を濃青で彩色し、端先(内側縁部分)に盛上げでレリーフ。
盛上げには水押しで、模様にはミッショーネ技法で純金箔を装飾しました。
明るい夜空を思わせるような、とても華やかな作品になりました。
モザイクの強い輝きと立体感と、負けず存在感のある額縁。
両者が競い合うように引き立てあっています。
Iさんの長い時間をかけての力作。
美しい額縁を作って下さり、ありがとうございました。
次もまたモザイクを納める額縁を制作予定のIさんです。
次の完成も楽しみにしております。