diario
冬の朝 箔置きの心得 12月10日
寒くなりました。
昨日の朝は今季初の最低気温だったとか。
そんな朝にKANESEIの作業部屋に入ると
吐く息が白くて手もかじかみます。
まずはともあれ暖房をONにして、箔の準備を始めます。
箔床、箔ナイフ、メノウ棒などの道具、そして使う金箔。
寒い時期に忘れてはいけないのが
「暖かい室温に戻すこと」です。
キンキンに冷えたナイフや箔は、自分の息の暖かさで結露して
(KANESEIの作業部屋の寒さ、推して知るべし…です。)
箔がナイフに貼りついてしまったりで
二進も三進もいかなくなってしまうのです。
焦らず急がず、まずは部屋を暖かくして道具も温めて
かじかまない手で作業をすること。
KANESEIの冬朝、作業心得です。