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たまごいろ、くわいいろ 12月03日

 

烏骨鶏(ウコッケイ、あるいはアローカナ種?)のたまごを頂きました。

広い庭を走り回る鶏のたまごは、大小様々で殻も硬い。

不思議な、それはそれは美しい色をしているのでした。

ukokkei

青? 緑? すこし紫? そしてうすい灰色です。

このたまごの色をみて思い出したのは、くわい。

ひとつひとつが少しずつ色が違うのも同じです。

毎年暮にお節を準備している時、くわいの皮をむきつつ

なんてきれいな色なんだろう、と思っていました。

800px-Sagittaria_trifolia[1]

(写真はwikipediaより)

 

くわいの色も、烏骨鶏のたまごの色も、

絵の具で表現するのでは届かない色のよう。

「似て非なる色」になりそうです。

 

この色には名前があるのでしょうか。

平安貴族の衣装の色に、実は「くわい色の直衣」

「烏骨鶏のたまご色の小袿」なんてものがあったたかも?

あったら良いな、と思っています。

 

もう12月。はやいですね。

お節の準備でくわいの皮をむく時期がやってきます。