diario
ウィンドウの中の額縁 11月23日
銀座の高級ブティックD&Gのウィンドウで目を引いた
額縁のディスプレーがありました。
ギャラリー林への道すがら、毎日眺めていました。
イタリアのブランドなので、額縁もイタリア風?
2パターンのディスプレーがありました。
どちらのパターンも内容や向きを変えて
同じ額縁5種が使われているようです。
どれどれ、と近寄ってじっくり見てみます。
写真では分かり辛いですが、これらの額縁はどうやら
まるっと型取りしたような、いわば簡易的な額縁でした。
もちろんガラス等グレージングも無し。
よく見ると装飾細工や塗装がつぶれたり粗かったり。
でも期間限定のウィンドウディスプレーですから
形取りの額縁の方が軽くて量産もできます。
コストも全く違うでしょう。
なるほど。いやはや。
遠目には「本物」と見紛うような良くできた額縁でした。
どんな人がどんな方法で作ったのでしょうか。
樹脂なのかな、発泡スチロールの固いような材なのかな、
金の塗装や古色の出し方はどうしているのかな、
展示が終わったら処分してしまうのかな・・・
欲しいな・・・と、思ったりして。