diario
宮下孝晴と行く隠れた珠玉の作品に出会う旅 -フィレンツェ・トスカーナ編 11月05日
最後にイタリアへ行ったのは2011年ですので
そんなに昔というわけではありません。
でもいつも頭のどこかに「イタリアに行きたい」
という希望をとどめています。
そしてこの本を書店で見つけてからは
具体的に「いつ行くか?」の計画になりつつあります。
イタリアのフィレンツェに留学していた3年間、
毎日通学で歩いていた道のすぐ横にある教会や小さな邸宅に
こんなに沢山宝物があったなんて。
本で見慣れたあの作品は、てっきりウフィツィ美術館にあると思っていたら
ルネッサンス当時のままに街角の古い教会の薄暗い壁にあって
いまも信仰の対象になっているなんて。
こんなところに、こんな名作が?!
あの通りの奥に美術館があったのですか?!
ジョットもフラ・アンジェリコも、リッピもギルランダイオも・・・
びっくりです。
留学当時は大きな美術館-ウフィツィやピッティ、
アカデミアやバルジェッロなど-に通うだけで頭も心も一杯でしたから
小さな教会を訪ねる余裕がありませんでした。
こんどイタリアへ行くなら、フィレンツェだけに1週間は滞在し
この本をガイドに、こころゆくまで歩き回りたいと思います。
計画をたてなくては!
「宮下孝晴と行く隠れた珠玉の作品に出会う旅 -フィレンツェ・トスカーナ編」
著者・写真 宮下孝晴
株式会社梧桐書院
2015年8月25日 第1刷発行