diario
La nostalgia in Italia 2011 Venezia -Extra 18 Finestra Romantica- 1月12日
イタリアの郷愁 2011 ヴェネチア -番外18 ロマンチックな窓-
サン・マルコ広場の裏あたり 観光客がひっきりなしに通る運河沿いに
とても美しい窓辺があり すかさず写真を撮ってしまいました。
イタリアの他の古い都市同様にヴェネチアも
街中で植物を見かける機会はとても少ないので
こうして手入れの行き届いた美しい窓辺には惹きつけられます。
おそらくこの建物のワンフロア毎に一件のお宅になっているのでしょう。
3階のテラスは大小取り合わせた緑がたくさん!
(植木鉢が運河に転がり落ちたらどうしよう・・・余計な心配ですね)
その上の4階のテラスは真っ赤なゼラニウムで統一されていて美しさもそれぞれ。
わたしが住人だったらどんな風にしたいかな・・・と考えましたが
やはり3階のテラスのように沢山の種類をとりどりに
花の時期をずらしていつも何かの花が咲いているようにしたいと思います。
お手入れは大変でしょうけれど 道行く人が楽しんでくれたら
それも満足感のひとつとなって せっせとテラス作りに励むでしょう。
窓の左上へ伸びる蔦 手すり右の大きな鉢でCの字になって
濃い緑に淡い緑 テラコッタの茶色 赤やピンクまた濃紫の花がアクセント。
そして中央から まるで薄いカーテンのように垂れる蔦があって
何気なさそうに装っていますが かなり計算された形です!
この窓を開けて出てくるのはどんな人でしょうか。
白髪を美しく結ってタイトスカートにハイヒールを履いた奥様?
それともガウンを羽織った妙齢の女性?
まさか引退後のオジサマだったりして??
きっと毛の長い猫も飼われているのではないでしょうか。
なににせよロマンチックな人が住んでいるに違いない!と予想しています。