diario
La nostalgia in Italia 2011 Venezia -Organo della Basilica di San Giorgio Maggiore- 11月20日
イタリアの郷愁 2011 ヴェネチア -サン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂のオルガン-
ヴェネチアの中心サン・マルコ広場から運河を挟んだ目の前に
サン・ジョルジョ・マッジョーレ島があります。
船バスに乗って数分 すぐに到着します。
島の小さな船着き場からの眺めは まさにカナレットの絵そのものなのでした。
カナレットもきっときっと来たはず。
1610年に完成したという真っ白なファサードのサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会は
フィレンツェとは全く違う趣です。
フィレンツェでは「真っ白」の建造物を見かけることはほとんど無く
歴史的建物は灰色の荒削りの石 またはバラ色やペールグリーンの
大理石モザイクが印象的です。
ここでもまたイタリアの地方色の濃さを感じます。
フィレンツェの質実剛健とも ローマの絢爛豪華とも違う
ヴェネチア特有の明るく軽やかな美しさ。
パイプオルガンのパイプさえもヴェネチア風に見えてきます。
このオルガンが奏でる音もきっと明るい響きに感じるのでしょう。
未だに心のどこかに「パイプオルガン奏者になりたい」という
夢があるわたしです。
人生はあっという間・・・