diario
La nostalgia in Italia 2011 Venezia -Che vita ci sono?- 10月06日
イタリアの郷愁 2011 ヴェネチア -どんな人生がそこに?-
ぶらぶらと気が赴くままに住宅街を散歩します。
朝は真っ白だった霧も 徐々に晴れてきました。
沢山の木々に囲まれて 緑豊かな広い庭
手入れの行き届いた大きなお家・・・
住んでいるのはどんな人々だろう?
仲の良いご夫婦が一緒にああでもないこうでもないと
楽しそうに庭仕事をしている風景や
夏には真っ赤なキョウチクトウの花が咲く庭への門を
ワンピースを着た女の子が通って行く様子
海からの風が抜ける薄暗い居間で 白いカーテンが揺れて
ラジオから小さい音でカンツォーネが聞こえていたり
運河をすすむボートの音で その日の天候や時間がわかる老人が住んでいる・・・
そんなことを考えながら歩いていたら すっかり道に迷ってしまいました。
ようやくたどり着いた港から また船バスに乗って本島へ帰りましょう。
海の霧も消えて 道しるべの杭の向こうにはアルメニア人の修道士が暮らす島
サン・ラッザロ・デッリ・アルメーニ島が浮かんでいました。