diario
雲の向こうにいらっしゃる 7月24日
広島の瀬戸田を出た後 島根県の出雲をたずねました。
もちろん出雲大社をお参りするために。
出雲と言えば 式年遷宮やご結婚で話題も豊富ですが
予想に反してお祭りムードもなく とても落ち着いた場所でした。
出雲大社の正面からの姿といえば 写真等でみかけるような
有名なおおきなしめ縄が右側にかかる姿ですけれど
ご存知のように大国主大神はお社の中 向かって左側を向いて
鎮座されているとか。
まずはしめ縄のあるお社の正面でお参りをしてから
左に回って大国主大神の正面から再度お参りをします。
こちらは人も少なく 背後すぐに森があって
まさに神様の眼光がお社の壁を突き抜けてくるような
気持ちが引き締まる場所でした。
お参りの帰り道 振り返ってみるともうお社は森の中。
そして山の上には雲がひたひたと降りてきていていました。
あの雲の中に神様がいらっしゃったのまもしれません。
式年遷宮の年の「蘇」御守
あたらしいお社が蘇ったとき。
よみがえり・・・わたしの気持ちも。
色々と考えさせられます。