diario
いつ読むのか「草枕」 6月05日
先日の午後 部屋の片づけのついでに
避難用バッグの整理もしました。
いつ何時必要になるか分からないバッグですから
たまに点検しておくべきですね。
非常食に入れてあるチョコレートが古くなっていたので出して
ウェットティッシュも新しいものにしました。
バッグの中に入れてある様々なもののひとつに
夏目漱石の「草枕」の文庫本がありました。
入れたことも忘れていました。
「吾輩は猫である」「坊ちゃん」と「こころ」は何度も読み返しましたが
なぜか「三四郎」は読み終えるのに苦労し「草枕」に至っては
なんどか手に取りつつも結局終わりまでたどり着けず・・・
避難バッグにいれてしまいました。
同じ作家の本でも「好き嫌い」といいますか自分の心や日々のタイミングと
「合う合わない」がはっきりあって不思議だな と思っています。
避難バッグに入れてしまった「草枕」
このバッグが必要な時まで読まないのか・・・
なかなか複雑な気持ちです。
避難バッグにはいっそ何度も読み返した「吾輩は猫である」を入れて
「草枕」は心身ともに平和で安全なときにゆっくり読むべき かもしれません。