diario
La nostalgia in Italia 2011 Venezia -Gondola! Gondola!- 3月13日
イタリアの郷愁 2011 ヴェネチア -ゴンドラ!ゴンドラ!-
ヴェネチアを語るにあたってゴンドラを挙げずにはいられず・・・
おのずと撮った写真の数も多くなってしまいます。
ひきつづきゴンドリエーレ達(ゴンドラ漕ぎの男たち)のお話。
サン・マルコ広場のすぐ奥にある開けた運河
フォンダメンタ・オルセオロ (fondamenta orseolo) には
出航前のゴンドラがたくさん!
そして道の脇には木製の数字版。
何番のゴンドラが碇泊中・・・などの管理用でしょうか。
ここは決まった組織のゴンドラ碇泊所のようです。
ゴンドラにも会社組織があるのか はたまた
日本の個人タクシーのようなシステムなのか 気になります。
というのも きっちりと制服のように
おなじジャケットにカンカン帽 そして短髪のゴンドリエーレばかりの乗り場と
(きっと帽子のリボンの色でも組分けされているに違いなし。
下の写真の方々 名付けて「組織ゴンドリエーレ」)
髪型もボーダーシャツもそれなりに自由なゴンドリエーレがいて
(彼らはカンカン帽も被らない場合が多い。「自由ゴンドリエーレ」)
なんだか気になって気になって仕方がないのでした。
下の写真の左のゴンドラが「自由ゴンドリエーレ」
右が「組織ゴンドリエーレ」と思われます・・・。
前回のゴンドラのお話に登場したカンカン帽を被らない
ゴンドリエーレ達も おそらく自由ゴンドリエーレでしょう。
http://www.kanesei.net/2014/02/17.html
そしてゴンドラ乗り場の近くでは 制服姿の組織ゴンドリエーレ達が
「ゴンドラ!ゴンドラ!」と旅行者に呼びかけているのでした。
呼んでいるつもりなのでしょうけれど馴れ馴れしくもなく
笑顔もなく どこか独り言のように聞こえた
彼らの「ゴンドラ!ゴンドラ!」のつぶやきが
まるで魔法の呪文のように思えて
不思議に心に残っています。