diario
La nostalgia in Italia 2011 Firenze -Castorina- 8月26日
イタリアの郷愁 2011 フィレンツェ -カストリーナ-
右岸にある宿で一休みしてから向かったのは
カライア橋を渡って左岸すぐ サント・スピリト通りにある
Castorina というお店です。
入り口は小さく 早歩きでは見逃しそうなお店ですが
一歩入れば壁いっぱいに展示されている飾り彫刻の
豊富な種類には驚くばかりです。
そしてわたしは嬉しさのあまり目移りするばかり!
額縁に限らず 家具や室内の装飾に使うオーナメントが
数えきれないほど並びますが 店員さんに
「これとこれとあれ 幾つずつ」と言うと
間違えることなく奥から商品を持ってきてくれるのです。
観光客や「ちょっと見るだけ」なお客さんはまず訪れないらしく
静かな店内は足音と作業の音だけが響きます。
あまりな静けさに 少々緊張してしまいました。
奥の机(壁同様に商品が展示されている机)では
家具にゴンマ・ラッカ(シェラックニス)を塗る職人さんの姿。
「写真を一枚良いですか?」と尋ねると 無言で頷いて下さいました。
とたんにちょっと照れくさそうな表情と動きになって
これがまたいかにもフィレンツェの職人さんらしいのでした。
zecchiと並んで フィレンツェに行ったら必ず寄りたいお店のひとつ。
頂いたカタログ代わりのCD-ROMを見ながら
今から次に行ったときに買いたいオーナメントを選んでいます。
Castorina : http://www.castorina.net/