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La nostalgia in Italia 2011 Firenze -Extra 9 Loro camminano – 8月15日

 

イタリアの郷愁 2011 フィレンツェ -番外9 彼らは歩く-

 

歩き疲れた午後に 宿にいったん戻って一休み。

部屋に上がるのも面倒で 暖炉の燃える暖かなサロンの

ソファーで気分転換することにしました。

ナポレオンをテーマにしているのでしょうか

壁には沢山の額がありました。

高い天井に緑の壁・・・不思議と落ち着きます。

napoleone

日が暮れるにはまだ早い時間 窓からは

道を歩く人々が見え なかなか面白い観察でした。

DSC_4236

 

まずはこの男性。

わたしの印象と記憶では フィレンツェの冬に

一番多く見かける男性ファッションです。

ジーンズに大きなハーフコート。(ジャケット?ジャンパー?)

これは黒だったり深緑だったり革製だったり。

でも靴はほとんどの人が茶色な印象。

30代から70代くらいまで幅広い年齢層で見られます。

uomo1

次にあらわれたのは 歩く姿も美しい女性二人組。

奥の人は歩きやすそうな柔らかいブーツに

鮮やかなオレンジ色のパンツを ブーツインしています。

街の中に屋根瓦のオレンジ色や明るい色の木製品があるせいか

このパンツの色も風景に馴染んでいました。

手前の女性は全身モノトーンで 大きなバッグや

ワンポイントの入ったタイツはわたしも好きです。

そして驚くほど高いヒールでも 膝の後ろをきっちり伸ばし

石畳を歩きぬける・・・その動きが一番のお手本でしょう。

donne2

最初に観た男性が 商店や工房の方だとしたら

こちらの男性は まさにサラリーマンですね。

磨かれた黒い靴にビジネスバッグもコートも

そして手袋も黒。

お仕事中なのか かなりの早足で通り過ぎました。

フィレンツェではミラノやローマより

サラリーマン的な服装の男性は少ない印象です。

uomo2

最後の男性は 年齢は写真からはよく分かりませんが

手にする紙袋に目が留まりました。

なんだか・・・富士山の絵に見えませんか?

はたまたセザンヌの絵? いやいや やっぱり富士山でしょう。

日本土産をもらったのか 何かの偶然か

(実は富士山はまったく関係がなかったか?!)気になります。

umo3

 

さて・・・こうして人間観察をしている間に

棒のようだった足も 少し楽になりました。

これから目指すは 昨日は既に閉店していたお店へリベンジです。

もちろん わたしも歩いて行きます。