diario
La nostalgia in Italia 2011 Firenze -Mi manca la dolce!- 6月20日
イタリアの郷愁 2011 フィレンツェ -甘いものが食べたい!-
フィレンツェはローマやミラノに比べると
小さな街ですので 散策はほぼすべて歩きです。
歩いて回るからこそ 目的地への途中での発見が沢山あり
気になる路地の寄り道も気の向くまま です。
そして心躍る興奮のぶん エネルギー消費も増えまして・・・
つまり甘いものが食べたくなるのです。
わたしの額縁師匠マッシモ氏の工房から歩いて数分のところに
ベッカリア広場があります。
映画館があって 留学当時何度か通った場所です。
ここに可愛らしいケーキ店ができていました。
「DOLCI E DOLCEZZE」というお店。
ミントグリーンと金の配色も女性好みの可愛らしさ。
ドゥオーモ広場にあったような伝統的なお菓子屋さんとは一味違う
日本でも見かけるようなシンプルなケーキが並びます。
イタリア語で「甘い」を “dolce”と言いますが
ケーキなど甘いものを指す言葉でもあります。
店名を訳してみればそのまま「ケーキとお菓子」。
店内のカウンターには タルトレットがぎっしり並びます。
目移りしてひとつを選ぶのが一苦労・・・
このお店の一押しは レモンのタルトだとか。
午後には売り切れてしまう人気商品だそうです。
同行した人が選んだので ひとくちお味見。
エッセンスなど使わない レモン本来のさわやかさでした。
悩んだ挙句 わたしは木イチゴのタルトにしました。
なぜこれを選んだか?・・・見かけの可愛らしさです!
これまた木いちごの甘酸っぱさとカスタードクリームが絶妙。
本当はひとつと言わずいくつでも という気分でしたが
じつはまだ午前中でしたので 我慢我慢。
ちなみにこのお店の素敵なところは タルトと一緒に
スプマンテ(白の発泡ワイン)の組み合わせをお勧めしてくれるところ。
まだお日様が真上を通る前から ケーキとワインでほろ酔いのご機嫌
益々散策が楽しくなったのでした。
dolci e dolcezze : http://www.mercurioviareggio.com/dolci&dolcezze.htm