diario
La nostalgia in Italia 2011 Firenze -La varieta’ di gusti- 9月20日
イタリアの郷愁 2011 フィレンツェ -様々な趣向-
アルノ川右岸 夜の川沿いの道を散歩していると
「モスカルディ」という額縁店を通りかかりました。
生憎すでに閉店しており 窓から中を伺うばかり。
全面に彫刻を施し 金箔を使った華やかな額縁が沢山並びます。
場所柄 観光客も多く通るからなのか
ウィンドウも美しくデコレーションされています。
ロココ バロック ルネッサンス・・・額縁様式も様々。
額縁に限らず 燭台も箔仕上げで
アンティーク風の加工も見事な仕上がりです。
真っ赤な絨毯と金の色 そして間接照明のライトで大変豪華。
横のウィンドウには小品も並んでいました。
これまた凝った細工でとても可愛らしい!
後ろにはラファエッロの聖母子像が見えますが
このお店の好みがよく表れていました。
マッシモ夫妻の作る額縁とはまた違う趣の額縁店。
教会の区画それぞれに 恐らく必ず一件はある額縁店は
どこもその店独自の味を出した作品を作っている様子が
ウィンドウから垣間見ることができます。
お客様方がそれぞれに好みの額縁店を選ぶ事ができて
そして更に趣味を凝らした額縁をオーダーできる・・・
フィレンツェはそんな環境が整った街です。