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La nostalgia in Italia 2011 Firenze -Basilica di Santa Maria Novella- 8月09日

 

イタリアの郷愁 2011 フィレンツェ -サンタ・マリア・ノヴェッラ教会-

 

フィレンツェ中央駅の名前の由来となった

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会です。

日本で徒然草が書かれていた頃に(1325年頃)

この教会も今の姿になったそうです。

教会の入場チケットには この教会の大切な宝物である

マザッチョのフレスコ画「三位一体」

案内冊子にはジョットのテンペラ画「キリスト磔刑図」が。

イタリアの教会に入るといつも感じるのは

教会の内と外の空気の違いです。

気温も湿度も匂いも違う 肌触りも違う。

寒い早朝に訪れたせいか この日は冷たく固い空気でした。

朝のミサで灯されたロウソクの残り火が揺らめき

薄暗い聖堂内には数えるばかりの観光客と

一心に祈り続ける老人の後ろ姿がありました。

 

そして教会横の中庭には やはり美しく繊細な糸杉が

まっすぐに立っています。