diario
いつか行くべき場所 LOWY 8月02日
Tokyo Conservation の室長宛に届いた
ニューヨークからのDMを見たのは もう6年前になります。
アッパーイーストにある LOWY という額縁店からのDMです。
アンティーク額縁の修復・販売 そして
復刻させたクラシカルな額縁を主に扱っているお店で
そのDMを見て以来忘れられず ずっと頭の片隅にありました。
先月に室長がニューヨークへ出張するとのことで
ぜひ LOWY を訪ねてみてほしいとお願いしたのですが
忙しい時間を縫って訪ね お店の様子を知らせて下さいました。
美術館で見かけるような いいえ 美術館でも稀なような
重厚で凝った細工の額縁が整然と並び 奥には工房スペースもあって
職人さんが忙しく作業していたとか。
アメリカらしくシステマチックに整った素晴らしいお店だったそうです。
室長いわく「ここは君がぜひ自分で訪ねてみるべき」とのこと。
アメリカとイタリアと日本 考え方も文化も歴史も違う国の額縁店は
営業の方法も制作・修復作業の方法にもどんな違いがあるのか知りたい
そんな「額縁職人」としての気持ちも有りますが
何より その素晴らしい額縁をため息をつきながら眺めたいという
「額縁オタク」としての気持ちのほうが強いかもしれません。
できることなら数週間でも研修させてもらいたいところですが
それはさておき いつか必ず行くべき場所 との思いが更に強くなりました。
LOWY :http://lowyonline.com/