diario
La nostalgia in Italia 2011 Roma -Sant’Ignazio- 5月10日
イタリアの郷愁 2011 ローマ -サン・イグナツィオ教会-
ローマの中心地 コルソ通りから西へパンテオンに延びる
セミナリオ通りにある サン・イグナツィオ教会です。
たまたま通りがかり 立派なファサードに惹かれて立ち寄りました。
日本のガイドブックにはあまり載っていない教会ですが
中に入ってみて驚きの迫力でした。
壁から天井までおおうフレスコ画はだまし絵になっていて
まるでこの教会の真上が天国に繋がっているかのようです。
どこまでが実在でどこからが虚構か・・・しばし悩みます。
円蓋の中に見える柱も窓も すべて絵。
この教会は1650年に完成とのこと。
当時の人々がこの教会に足を踏み入れ
天井を見上げた時の驚きはいかばかりだったか。
天国を目の当たりにしたと感じたはずです。
アンドレア・ポッツォというイエズス会修道士が描いたとか。
教会に修道士が描く・・・ 信仰の深さと純粋さの表現と言えるでしょうか。
正面祭壇も「バロック芸術そのもの」のような
ねじれた柱と天井の形。
ダイナミックでドラマチックです。
思いがけなくローマンバロックを体感できました。
Chiesa di Sant’Ignazio :
http://it.wikipedia.org/wiki/Chiesa_di_Sant’Ignazio_di_Loyola_in_Campo_Marzio