diario
お好みの形で 2月27日
額縁でも油絵でも 修復の際には
綿棒を使う場面が多々あります。
その時には 市販の物ではなくて
竹串に脱脂綿を巻いて その場で作り
汚れたら捨て また新しく巻いて使って・・・を繰り返します。
その方が経済的ですし なによりも
使う場面によってサイズを調整できるのが便利です。
出来上がった綿棒は 作り手によって
大きかったり小さかったり 細かったり太かったり
形もそれぞれ特徴があるように思います。
ナイフで削った鉛筆も 芯が長かったり短かったり
それぞれ好みや癖がありますよね?
綿棒も同じような感じで・・・
わたしが週2回ほど働かせて頂いているTokyo Conservationでも
形を見れば作り手は大抵当てられます。
ちなみにわたしは 市販の綿棒のような
アメリカンドッグのような形(分かり辛い喩ですが)に
巻くのが好きです。
美しい綿棒ができると作業も楽しくなります。