diario
新旧共に 1月12日
.
額縁制作に用いる材料にも
古典的な膠や箔下トノコのようなものから
樹脂 プラスチック系の材料や接着剤など
新しく便利なものが続々と登場しています。
KANESEIが「古典技法額縁」と名乗っている以上は
古い技法をベースに制作をするのが基本ですが
場面や目的によっては新しい材料を加えて
より完成度の高い額縁を制作するようにする
フレキシブルな感覚も必要・・・と思っています。
分野は違うけれど物作りを行っている方や
材料に詳しい方にお会いすると
思いがけない方法や道具を教えて頂けて
とても勉強になりますが なにより楽しくて
そんな時のわたしは きっと貪欲な目つきに
なっているのではないでしょうか。(笑)
.
今日ご覧いただく額縁は
木地に下地(ボローニャ石膏の代わりとなるもの)が
すでに塗布された竿を使っています。
新技術によって作られた竿でアンティーク風の額縁。
KANESEI風味の額縁に仕上げました。
* 「works」内「classical」にこちらの額縁をアップいたしました。
どうぞご覧下さい。
.