diario
carthago 11月28日
北アフリカにあった古代都市 カルタゴ。
ルネッサンス時代のイタリア フィレンツェの画家ペゼリーノが
このカルタゴのアレゴリーを女性像として描いています。
毎年暮の展覧会「小さい小さい絵」展に出品するテンペラ画で
カルタゴのアレゴリーを部分模写しました。
原作は羊皮紙に描かれたミニアチュールですが
わたしは石膏地に卵黄テンペラで。
Allegory of Carthage 1447~1448 Francesco Pesellino
Hermitage Museum,Saint Petersburg
ルネッサンス時代のフィレンツェではピエトラ・セラーナと呼ばれる
灰色の石が建築で好んで使われていたそうです。
この額縁は いわゆるフィレンツェスタイルではありませんが
灰色はフィレンツェのルネッサンス時代を
イメージさせると言えなくもない・・・かもしれない・・・
などと思っています。
* 「works」内「classical」にこちらの額縁をアップいたしました。
どうぞご覧下さい。