diario
目丁一座銀市京東 8月08日
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修復ご依頼を頂いて 先日お預かりした額縁には
裏側に製作した額縁店のラベルがありました。
銀座一丁目の玉木商会。
この額縁が作られた年代ははっきりしませんが
右頭の横書き文字 納められていた油彩作品から
おそらく大正時代と推測されます。
この玉木商会は 現在の京橋にある
池田園ビルのとなりに建っていたようです。
(「中央区 今昔物語」サイトより
http://www.e-navilife.com/chuo/story/09/10/index.html
インターネットで少し検索してみましたが
残念ながら すでに玉木商会は存在しない様子でした。
どのような店構えで 職人さんはどのような方々だったのか・・・。
大正時代の額縁修復といえば 以前ご覧いただいた
坂本繁二郎の額縁にも大正11年の記載があったことを
思い出しています。
http://www.kanesei.net/2011/02/14.html
修復が終わり次第 またこちらでご覧いただく予定です。
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