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1本の蝋燭 4月07日

 

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夜 暗い部屋で蝋燭をともしていてふと

高島野十郎の作品を思い出しました。

野十郎作品に描かれている炎は

現実に目の前に見えている蝋燭の炎より

ずっと明るく力強く描写されています。

まるで命あるもののように揺らめいて

周囲をとても明るく照らしています。

生涯ひとりきりで人里離れて暮らしていた野十郎が

火の灯った1本の蝋燭の絵を何枚も何枚も

描き続けた気持ちが・・・少しだけ理解できたような気がしました。

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