diario
angelo 12月09日
フィレンツェでのわたしの額縁師匠
マッシモ氏の作る額縁の特徴には
アンティーク仕上げがあります。
色や箔などの装飾を仕上げた後に
かなり強い古色をつけていました。
様々な道具で傷をつけ ワックスで汚し・・・
表面からでは完成したばかりの額縁とは
思えないような仕上がりにします。
わたしがはじめてマッシモ氏の額縁を
お店のショーウインドウ越に見たときの感動と
「これだ!」と思った喜びは 今も鮮明です。
日本で好まれる作品や建築には 残念ながら
マッシモ氏直伝の古色は少々強すぎて
作るチャンスもあまりありませんが
自作の黄金背景テンペラの模写に合わせて
イメージ通りの古色をつけた小さな額縁を作ってみました。
久しぶりに フィレンツェの師匠や工房
いろいろな思い出がよみがえりました。
* 「works」ページ内「classical」にこちらの額縁をを2点
アップいたしました。どうぞご覧下さい。
* 黄金背景テンペラ画の模写4点を下記の展示会に
出品いたします。お近くにおいでの際がありましたら
ぜひお立ち寄り下さい。
第16回 「小さい小さい絵」展
12月16日(木)~12月31日(金)
22日、31日は午後4時30分まで
池袋 東武百貨店 6階 美術画廊内絵画サロン
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