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気分を変えて 7月29日

 

6月24日にご覧いただいた額縁 “bianca” には

レリーフを額装しました。

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額縁に入れて飾るのは平面作品に限りません。

こうしたレリーフのような立体の作品も額装できます。

そのまま裸の状態の作品を飾るよりも

箱状の額縁に納めれば

作品をより安全に より清潔に そして

お部屋や環境とさらに調和のとれた形にして

飾って楽しんで頂くことができます。

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お手元のレリーフや大切な食器 アクセサリーなど

気分を変えて額縁に入れてみませんか?

 

 

私にとってのフィレンツェ 7月26日

 

「イタリアはあなたの第二の故郷でしょう?」

と先日友人に言われました。

その時は否定したのですが

思い返してみればやはりイタリアは・・・フィレンツェは

わたしにとっての第二の故郷と言えるようです。

3年間という短い時間を過ごした場所ですが

日々の生活のすべて 楽しいことと辛いことを凝縮して

経験することが出来た場所は特別です。

いまも道半ばですが

わたしという人間を成長させる足がかりをくれたフィレンツェは

故郷と呼ぶにふさわしい場所なのかもしれません。

 

パリやロンドン ニューヨーク・・・

留学先の候補に挙がりそうな場所は沢山あったのに

まったく迷いなくフィレンツェに決めました。

人と人がご縁で導かれ 引き寄せられるように

人と街のご縁もあるだ と思う他ありません。

フィレンツェを第二の故郷と思える私は

とても幸せです。

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Che cosa e`? 7月22日

 

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真っ白でみずみずしく なめらかな艶のあるもの。

これは一体何でしょう? ”Che cosa e`?”

 

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玩具南瓜の一種か未確認生命体の幼生ようですが・・・

答えは 白ゴーヤ でした。

我が家の庭で「緑のカーテン」として活躍中の

白ゴーヤが実りました。

一般的な緑のゴーヤに比べて水分が多く苦味が少ないので

桜海老やきゅうりと酢の物にしてシャキシャキと頂きました。

強烈な日光を柔らかく遮り 収穫の楽しみや

美味しさも届けてくれるゴーヤのカーテン。

これから毎夏の楽しみになりそうです。

 

ゴーヤはイタリア語で何というのでしょう。

zucchine amaro なんて言うのでしょうか。

(amaro・・・「苦い」「苦味のある」)

ちなみに大根は daikon と日本語で

白菜は Chinese Cabbage とこちらは英語で

市場で売られていたのを見たことがあります。

イタリアのマンマ達はこの外来野菜をどのようにして

調理していたのか 今頃気になっています。

色褪せても なお 7月19日

 

たまにお邪魔する骨董店で出会った写真立。

上等でもなく 骨董とも言えない「古いもの」です。

でもその佇まいに惹かれて買うことにしました。

ぶつけて凹んで錆びて ガラスも汚れたまま

裏板に貼られた青い布もすでに色褪せて

それでもなお 見るほどに魅力を感じます。

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古いもの 時間の経過が染み付いたものを

魅力的と思うか「役目を終えた物」と見向きもしないか

それぞれの人の感覚や気持ち次第ではありますが

わたしにとって時間を経たものは新しいものより

更に惹かれる厳然たる何かがあり  これはもう

いかんともしがたいことなのです。

the glory of angels 天使達の栄光 7月15日

 

書店の棚の一番上の隅で 人目に触れず

ひっそりと安売りになっていた本です。

手に取ったら最後 手放せなくなりました。

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表紙は観音開きで凝った作りです。

古今東西(アラブも日本も)の天使の本。

神様が天上におられる世界では

地上と天上を行き来する天使が

翼を持つ必要があった・・・のでしょう。

神様と人間をつなぐ天使は性別も年齢もありません。

美しい女性のようだったり 凛々しい青年の姿だったり。

そして楽しく遊ぶ子供たちの姿で登場することも。

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19世紀イギリスの画家であり詩人 ウィリアム・ブレイクの

夢見るような天使の絵も 綺麗な印刷で見られます。

Amazon などでもお手頃価格で購入できるようですので

ご興味ある方はぜひご覧下さい。

http://www.amazon.co.jp/Glory-Angels-Edward-Lucie-smith/dp/0061787779/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=english-books&qid=1276089751&sr=8-1

データ : 「The Glory of Angels」

      著者 Edward Lucie-Smith

      Collins Design

      2009年発行

pink-acanthus 7月12日

 

ここのところ なぜか柔らかい印象の額縁を

作る機会が多いように感じています。

今日ご覧いただく額縁もまた

ベージュピンクと艶消金という優しい組み合わせです。

正方形という形も印象を和らげる一因かもしれません。

 

デザイン自体は「works」内「classical」にある

kuro-acanthus-1 とほぼ同じなのですが

色が違うだけでこんなに印象が変ることを

ご覧いただける例になったようです。

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この額縁にはセピア色の写真をいくつか入れる予定です。

 

* 「works」内「classical」にこちらの額縁をアップいたしました。

  どうぞご覧下さい。

  

1番線から出発 7月08日

 

スペイン南部の地方都市からマドリッドへ向かう時の

電車のホームで撮った写真です。

1番線から17時13分発のT-200という特急に乗りました。

こうした記録のような写真でも 数年後に見ると

駅の匂いや慌しいホームの雰囲気などの記憶が蘇ります。

スペインの夏は日が長く夕方になっても明るいまま。

車窓からは人気の無い緑のオリーブ畑が

見渡す限りどこまでも続いていました。

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南蛮風梅型純金取手 7月05日

 

ちいさな引出しのツマミ(取っ手・引き手)を

いくつか作っておりますが

今回も小引出しのツマミを1つ のご注文でした。

打ち合わせ時にお客様もわたしも

「金が可愛い!」と意気投合して

完成したのがご覧頂いているツマミです。

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この小引出しに既存のツマミからイメージを拝借し

5つの花びらのある星のような形に。

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ヨーロッパ古典技法で施した金箔の雰囲気と

梅にも見える和風の形で 不思議な和洋折衷になりました。

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お使いいただくうちに徐々に金が磨れて

指が触れる部分に下地が見えるようになるでしょう。

それもまた趣として楽しんで頂きたいと思っています。

 

* 「works」内「other」にこちらのツマミをアップいたしました。

   どうぞご覧下さい。

装飾金具4種 7月01日

 

骨董市でみつけた装飾金具4種です。

3つは鋳物 1つは型押し(と言うのでしょうか)です。

何に使われていたのか 今はもう定かではありません。

箪笥か・・・照明器具だったかもしれません。

額縁に使っても素敵な装飾になりそうです。

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型取りして石膏で作れば 金属とは違った

柔らかい趣の部分装飾になります。

箔をはっても 色を塗ってアンティーク仕上げにしても

きっと額縁を引き立ててくれるワンポイントになるでしょう。