diario
武澤信雄 線刻陶展 engraved liner 1月27日
雪深い福井も そろそろ雪が溶け始めている頃でしょうか。
福井県の越前で作陶を続けておられる武澤信雄さんの展覧会
「線刻陶」が2月1日から開かれます。
この展覧会に出品される陶板作品に KANESEIの額縁を
2点使っていただけることになりました。
武澤信雄さんは越前に登窯を構え
越前独特の鉄分の多い焼き締められた肌に
精緻な線刻を入れた作品を作っておられます。
今回わたしが額縁を作らせていただいた陶板作品も
細くカーブを描く線刻でシンプルに構成されていますが
その繊細さに驚くと共に 越前焼の奥深さに触れることが出来ました。
武澤さんご本人は一見とても明るくお喋りなロマンスグレーのオジサマ。
ですが作品のイメージ通りの緊張感と 作品作りに対するストイックさも
また別の側面として強く感じられる方です。
展覧会場はJR北陸本線福井駅の西側すぐです。
東京からは少々遠くはありますが 会期は1ヶ月あります。
作品の風合い 色 線刻の美しさをぜひご覧になって頂きたい。
お近くへお出での方がいらっしゃいましたら ぜひお立ち寄り下さい。
武澤信雄 線刻陶展 -ENGRAVED LINER.デザイン-
2010年2月1日(月)~2月28日(日)
Gallery サライ 10:00~19:00