diario
Exlibris 蔵書票 12月18日
美しい状態の古書には 見返し部分に
蔵書印または蔵書票がある場合があります。
とても大切に そしてその本を持っていることを
誇りに思っていたであろう前の持ち主を思います。
欲しくて探して手に入れたフラ・アンジェリコの古い本にも
立派な蔵書印がおしてありました。
「瀧川蔵書・・・」(最後の2文字が読めません)とあります。
瀧川氏はこの本を読んでどんな感想を持たれたでしょう。
銀座の大きな文房具店で 美しい蔵書票を見つけました。
大切な本に貼ろうか・・・と考えましたが
照れくさいような おこがましいような気がして
まだ使っていません。
ネットで「蔵書票」の歴史を調べて見ると 15世紀ドイツが始まりであり
名のある画家が作った蔵書票なども見ることが出来ました。
「Ex Libris」とはラテン語で「誰々の蔵書から」の意。
イタリア語で本は「Libro」(単)なので「本」というイタリア語は
ラテン語からほぼそのまま来ていることがわかりました。