diario
愉しき西洋骨董 12月13日
この本のタイトルを見ただけで
いかにもKANESEIが好みそうな本だな・・・と思われるでしょうか。
これもまた古書店で見つけました。鎌倉の小町通にあるお店です。
著者の豊福知徳さんは現在ミラノ在住の彫刻家で
彼の素晴らしいコレクションの紹介と
西洋骨董に対する熱い気持ちが綴られています。
彫刻は勿論 民具や板絵 アフリカの素朴な人形など多岐に渡ります。
イタリア在住の方ならではの収集内容も魅力的です。
その中に古い額縁のコレクションも紹介されていました。
彫刻家から見た額縁について 日本の表具との比較など
著者ならではの考え方も興味深く読みました。
それにしても羨ましいコレクション!
ルネサンス時代の美しい板絵を自宅で楽しめるのです。
実物を拝見できたら素敵だなぁ・・・と思いつつ。
データ : 「愉しき西洋骨董」
著者 豊福知徳
株式会社 新潮社
昭和59年11月25日 第1刷発行