diario
村上春樹がN.Yへ行くなら… 12月05日
先日 村上春樹氏がエッセイで 「タイムマシンがあったら
昔のN.Yへ行ってジャズライブを聴きたい」と書いていました。
村上春樹氏がジャズファンというのは とても有名ですね。
「もしタイムマシンがあったら」は 実はわたしも以前から
ひとりで空想していたことでもありました。
家族や大切な知人に会う目的以外だったら いつのどこへ?
わたしなら ルネサンス時代のフィレンツェへ行って
フラ・アンジェリコに会いたいと思っています。
彼の工房(おそらく僧院内なので難しいでしょうけれども)で
作品制作の様子を見て 教えを請うことができたなら・・・。
どんな道具を使って どんな手つきと視線で描いているのか。
どのような気持ちで日々制作しているのか。
制作と宗教画に対する姿勢や考えをぜひ聞かせて欲しいと思います。
あのような美しい(浮世離れしたような)絵を描き続けた
アンジェリコの人柄に触れてみたい。どんな人だったのだろう。
550年も昔の人ですが なんとか会話も成り立つのではないか とか
フィレンツェなら550年経っても大して街並みの変化は無いから
道に迷うこともあるまい・・・などと つい具体的に考えてしまいます。
皆さんなら いつの時代のどこへ行きたいと思われるでしょうか。
下の写真は 旅先の遺跡で撮りました。
この門をくぐると 望みの時代の場所へ・・・なんて
ハリウッド映画の一場面のようですね。