diario
フォークロア風アンピール 11月11日
19世紀前半に流行したスタイルにアンピール様式があります。
アンピール…フランス語で帝国を意味し 帝政様式とも言います。
ナポレオン・ボナパルトが活躍した時代のスタイルで
パリの凱旋門がこのアンピール様式の建築として有名です。
今日ご覧いただいている額縁にもアンピール様式の模様を入れました。
黒地にアイボリーで模様を描き 強めのアンティーク仕上げです。
内側の直線と側面には銀箔を使っています。
2005年に作った額縁ですが 今にしてみれば
もう少し大きいサイズで作っても良かったかと思っています。
アンピール様式は直線的で装飾もシャープな印象のスタイルです。
この額縁は模様だけはアンピール様式ですが
こうして見てみると中欧やロシアの民芸品のような雰囲気・・・
はからずもフォークロア風になったようです。
* 本日「works」内「classical」にこちらの額縁をアップいたしました。
どうぞご覧ください。