diario
arte povera 10月08日
arte povera
イタリア語で直訳すると「貧しい芸術」です。
18世紀に用いられていた技法らしいのですが
額縁に装飾図案として絵を描く代わりに
紙などに描かれた物(印刷物?)を切り抜き 額縁に貼り付けて
ニスを厚めに塗って仕上げていたとか。
貧しい芸術 なんて聞こえは悪いですが
なかなか実用的な技法です。
今で言うデコパージュのようなものでしょうか。
先日 イギリス製の小鳥のシールを買いました。
おそらく切り抜いて糊を付けて貼るのでしょうけれど
こちらはあまり実用的では無さそうな・・・
使うのが勿体無いような鳥のシールです。
ふと「額縁に貼り付けてみたら?」と
(もちろん自分用の額縁。売り物には出来ません・・・。)
「arte povera」を思い出しました。