diario
二十歳の思い出 誕生日に寄せて 8月30日
古いフィレンツェのハガキです。
裏面に1930年とありますので 80年近く昔の様子。
ウフィツィ美術館前からポンテ・ヴェッキオに通じる川沿いの道です。
写真に写っているお店はジュエリーか銀製品のお店のように見えますが
10数年前の私の記憶では・・・ジェラートのお店に替わっていました。
お店の右側の低い塀に腰掛けて初めてフィレンツェで食べたジェラートの思い出です。
20歳になる8月 とても暑い夏でした。
フィレンツェの街はお店が入れ替わっても建物や道は変わらないまま。
でも確実にわたしの二十歳の思い出のフィレンツェとは変化があるはずです。
そしてわたしもこの思い出の当時から過した歳月のあいだに
数多くの経験と出会い 失敗や成功を繰り返してきたわけですが・・・
良いこと悪いこと それら全てが今のわたしを形成しているのだ!と
今更ながら感じることが多くなってきたこのごろです。
10年後の自分のためにも 今を大切に生きなくては。
2009年の夏はそろそろ終わりですね。