diario
異次元の森へ 8月17日
真夏の暑い日に東京湾の無人島へ行きました。
猿島と呼ばれる島で 横須賀から船がでています。
「無人島」どころか海水浴客で溢れていましたが
島中央の森は鬱蒼と茂り 戦前の軍要塞跡もある
不思議な島でした。
かなり深く掘り下げた道で森のトンネルを抜けていくと
不気味なトンネルが続きます。
周りは宮崎駿監督の「天空の城ラピュタ」のようです。
浜辺の乾いた空気と日差しがうそのように
森に囲まれた場所は湿度を帯びたひんやりとした濃い空気です。
心がすこしだけざわつくような奇妙な感覚のなか更に進むと
とつぜん視界が開け また真っ青な海と空が広がりました。
先ほどまでの森とトンネルがまるで別世界のようで
冒険をしたような異次元に行って帰ったような感覚はしばらく続きました。