diario
pergamena 羊皮紙 その1 8月03日
日曜日の午後 羊皮紙製作実習を受講しました。
講師は横浜在住の翻訳家 八木健治先生です。
羊皮紙のことはご存知だと思いますが・・・
動物の皮(ヒツジ ヤギ 子牛など)を薄くして紙状にした物です。
今回の講座では下処理をしたヒツジの皮を木枠に張り
削ったり油抜き処理を施したりという最後の工程を体験させて頂きました。
配られたヒツジの皮は水分を含ませてあり
柔らかいゴムシートのような状態。臭いもありません。
フライパンでこんがり焼いたらビールのおつまみになりそうです。
これにヒモを取りつけて・・・
均等なテンションで木枠に張ります。
この後は専用のナイフで表面を削りつつ油分を取り除き
さらに軽石で研ぐ作業が続きました。
徐々に薄くなり「羊皮紙」に近づいていきます。
完成した羊皮紙にはフラ・アンジェリコの
写本の模写をしようかしら・・・と構想しつつの作業です。
今日の作業で張った皮は乾燥後に届けてくださるそうなので
来週の到着を心待ちにしているところです。
八木先生のH.P 『羊皮紙工房』
http://www.youhishi.com/index.html
*pergamena ・・・ (伊)羊皮紙