diario
作品とともに 7月26日
こちらKANESEIサイトでは額縁をメインに紹介していますが
見てみればどの額縁も空っぽの状態ばかりです。
いろいろと額縁の写真を並べられても
作品と併せてみたイメージがなかなか掴めない…
と感じられている方もいらっしゃるかもしれないと思い
今日は作品の入った状態の額縁の雰囲気をご紹介します。
私個人で持っている版画作品に合わせて作った額縁ですが
「works」内「classical」一番左にある彫刻を施した額縁と同じデザインです。
木地を濃い茶色にしてアンティーク風の仕上げになっています。
「works」の額縁はハガキより小さな作品用のごくごく小さなものですが
同じデザイン同じ木地を使っても作品サイズに合わせて
大きくすると印象も変わります。
小さいとギュッと凝縮されていますが
大きくなるに連れ余白が広くなる…といった感じでしょうか。
版画は特に紫外線に弱く退色しやすい性質があるので
UVカットの機能がある特殊アクリルガラスを入れています。
またマットも無酸中性で美術館向けの保存のより良いマットボードを使っています。
こうしたちょっとした心遣いですが作品の命がより長くなるのです。